昨夜のカレー、明日のパン
記念すべき1回目は、
木皿泉さんの「昨夜のカレー、明日のパン」です。
こちらの作品が出版されたのは2013年ということで
5年も前でいまさら感が否めませんが
やっぱりいいものはいいですね(´▽`)
7年前に若くして夫(一樹)を亡くしたテツコと今も一緒に暮らすギフ(義父)が
周りの人々と関わりながら、一樹の死を受け入れていく物語。
登場人物は個性的、でもどこにでもいるような親近感。
テツコは恋人を作りながらもまだ一樹の死を受け入れられないでいる。
それぞれ一樹の死によって様々な葛藤を抱えて生きている様子が
イキイキを描かれていように思います。
とても読みやすく、それでいて感動させられました(*´ω`)
あまり小説・本になじみがない人にも読みやすいと思います(`・ω・´)
この作品を完成させるまで9年かかったそうです。
時間をかければいいというわけではないと思いますが、
これはかけるべくして時間をかけた作品だと思いました。
今後もこんな感じ簡単に感想を述べていきたいです!