千駄木から六本木そして上野へ
こんにちは!
今日も天気が良かったのでお出かけしてきました(´▽`)
今日の目的は主に美術館巡りですが
この澄んだ空気を堪能しようと思い
入園料200円を払っていざ入園(?)
初めて行ったけどすごく広い( ゚Д゚)
1周何キロあるんだろう。
いまちょうど菊のなんかイベントやってて ←詳しくは見てない
菊って黄色だけだと思ってたけどピンクとか白とか、
それこそ色々あるんですね(うまい!座布団1枚!)
さて、予想以上に広くて結構歩いたのでお腹が空いてきた私
ベストタイミングで「レストラン ゆりのき」を発見!
ここでブランチを頂くことにしました(´▽`)
まずは店前のメニューを物色(`・ω・´)
メインもサイドもドリンクも充実しております。
「軽くすまそうかな」なんて考えていたので選んだのは・・・
まさかの”ガッツリランチセット”Σ(゚Д゚)!
いや、まあね、福島生まれ関東育ちの自分からしたら
「福島の野菜使用」なんて聞いたら気になるじゃない?
つい頼んじゃうよね(^^;)
でもこれにして正解!辛すぎないけどスパイスがきいて美味!
ドライカレーなので食べ応えも十分◎オススメですよ!
(他の料理は食べたことないけど・・・)
んで「あっ!御苑でカレー以外なにも撮ってない。」後悔しながら
「でも、前回の反省点は活かせた!」とポジティブシンキングで
今日の目的である美術館に向けて出発!
目的地は六本木のサントリー美術館で開催中のこちら
教科書とかテレビで見たことあるような
拝みたくなるようなありがたみのある像がたくさんあって
見ごたえのある展覧会でした。
そして、今日はもう1つ行っちゃいまいた(^^♪
(正直こっちの方が楽しみだったり)
それは上野の国立科学博物館で開催中の
「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」
です。(看板撮り忘れた←毎回なんか忘れるな自分)
ここではまさに「日本の技術進歩の歴史」を観て学べます。
今まで教科書とかで見たことがあるものを間近で見れる感動と
先人たちの努力への感謝の気持ちが沸き上がる展覧会でした。
写真撮影OKだったので色んなものを撮ってはいいけど
個人で楽しむ用のみで、商業用はNGでした。
ブログはいいのかわからないので無難に載せないでおきますね。
気になる方はぜひ自分の目で見に行ってみてください
百聞は一見にしかず!←前回に引き続き便利な言葉
いや~、今日は芸術欲も知識欲も蓄えられたいい1日だった(´▽`)
とりあえず、写真をとるクセをつけた方がいいね!
食事はいつ終わる
朝日が私を夢から現実へと引き戻す。目は開きながらも布団からの誘惑と戦う。私を抱く布団の腕を振り払いベッドから降りた。
まずは一杯の水を飲みお湯を沸かす。沸騰を待つ間に部屋の掃除を始める。床を掃き、拭いて、トイレの掃除も忘れない。もともとは「金運が上がるから」と聞いて何気なく始めた習慣だが、今ではやらないと落ち着かなくなってしまった。まるで儀式のようにここから私の1日がスタートする。
一通りの儀式を終えてからはとりあえず着替え、身支度を整えるようにしている。そうしなければダラダラとしてしまい次の行動に移しづらくなると自覚しているからである。決して自慢できることではないが…。そういえばあの孟子も
「人の性質は生まれながらに善であるが放っておくと悪の道に進んでしまうから、道徳や礼儀を教えなければならない」と性善説を説いていたのを思い出した。
孟子からしたらこんな低次元な話ではないとは思うが、性善説に至った経緯も案外こんな感じかもしれない。そんなありもしない妄想をしながら仕方なくラックから洋服を手に取り着替え始めた。
私は朝食をとらずお茶だけを飲む。口に含みやすい温度になっていた。今日は玄米茶をコップに注ぎ、本を手にとり新たな世界に没頭するのである。この時間が1日のうちで自分にとって充実した時間になる。
さて、昼も近くなり太陽が高くなってきた。快晴と呼ぶにふさわしい天気である。特に用事もなく家にいても仕方がないので、この時間を利用して行かなくなっていたスポーツジムの退会手続きに出かけた。別にトレーニングをしなくなったわけではない。やはりどこかに行き誰かが一緒にいる環境よりも自分一人で行うほうが自分は集中できると分かったからである。
太陽は照りつけていながら、この時期の肌寒さのギャップに違和感を覚えながらスポーツジムに向けて歩き出した。到着すると女性スタッフが対応してくれた。慣れているのであろう、辞める理由を尋問されずに済んだ。スムーズに退会できたのはストレスがなくてよかった。
スポーツジムを出たその足で街へと向かった。数分歩を進めると「吉祥寺」の駅が見えてくる。ここに来た理由は特にない。しいて言えばお腹が減ったからというところだろうか。サンロード商店街には入らず、すぐ左に曲がりダイヤ街に方向を決めた。「ハンバーグが自慢の店」と書かれた看板が目を引く。
【洋食 大野亭】
私は気づくと階段を降り、洋食屋には似つかわしくない引き戸を開けていた。テーブルが4つ程とカウンターがあり、客席から厨房の全貌を見渡せる。
「何名ですか?」「一人です」「カウンター席にどうぞ」
私はあらかじめ用意されていたテンプレートを使い店員と滞りなく会話をする。
メニューを手に取る。外食をする際は全てのページを確認するようにしている。1ページ目はローストビーフが、2ページ目はデミグラハンバーグの写真が私を魅了する。「これにしよう」決めかねたその時「いや時期尚早だ」ともう一人の自分の声が聞こえ、ページ確認作業を再開した。次はオニオンハンバーグの写真が載っている。シンプルなハンバーグも惹かれるものがあるが、やはりデミグラソースは捨てがたい。その他のページにはドリンクなどの名称が記載されている。最終ページで私は決定打を発見した。
”ライスをデミグラドリアに変更可能”
「すみません注文をお願いします。」
「はーい!」
「オニオンハンバーグで、ライスをデミソースドリアに変更してください。」
「かしこまりました、少々お待ちください!」
そう私はデミグラが被らないようにそれでいてハンバーグの味も楽しめる組み合わせを選択したのだ。個人的にはこのライスをドリアに変更できるのは上手いやり方だと思う。私の中の最適解を導き出せた。
注文した料理が運ばれてくる間にスマホを手にしてSNSで飼い猫をアップして癒しを提供してくれるアカウントをチェックをする。いつも猫たちの魅力的な愛らしいしぐさや表情に見入ってしまう。私が猫たちに癒されていると、店員さんが料理を運んでくる。
「ジンジャースープです。」
私は運ばれてきたスープを口に運んだ。美味しい。程よいしょうがの風味が体の中から鼻を通り抜ける。スープは舌で味わい、鼻で楽しめる一口で2度おいしい料理である。このまましょうがの風味に包まれていたいが、メインが来ていない。焦らずゆっくりと心を落ち着けるため、スープと共に用意されたエプロンを装着してその時を待つ。
「お待たせしました。デミソースドリアです。」
これもまた美味そうである。私はスプーンを1つ手に取り、デミソースの海に突き立てライスとソースを口に入れ舌に広げた。ちょうどいい食べやすい温度だ。できたてアツアツを提供してくれるお店もいいが、このすぐ口に入れられるのもうれしい。その時は不意にやってくる。
「オニオンハンバーグです。エプロンをお持ちください。」
私は指示に従いエプロンを持つ。女性店員はソースをハンバーグにかける、と同時にソースが鉄板の上で沸騰し始め、ハーモニーを奏でる。騒がしいがそれでいて整然としている、バレエ「ガイーヌ」で用いられた『剣の舞』のごとく。
「ぐつぐつがなくなった頃が食べごろです。」
店員がそう説明を付け加え役目を終えた彼女は次の仕事に移行した。私は一人エプロンを持ちながら演奏終了の時を待った。程なくして”ぐつぐつ”がなくなってきた。あまり時間はかからなかった。カゴからフォークとナイフを取り出し、それぞれ左側と右側に置く。
「いただきます。」手を合わせ感謝の言葉を述べる。私は左手のフォークと右手のナイフでハンバーグという名を与えられた肉の塊に挑む。ここのハンバーグはファミリーレストランで見られる綺麗に整えられた形ではなく、多少歪な気がしたがその不格好さこそ「手作り感」を増幅させ、期待さえてくれる。ナイフで切れ込みを入れると肉の檻に閉じこめられた汁がうまみと共に溢れてくる。フォークに捕らえられたハンバーグは私の中に収監される。
「やはり美味い」
”美味い”ということは予想通りである。しかし、ハンバーグが自慢とうたうだけあり美味い。肉汁があふれ口に広がり、油っこくはないがしっかり味がついている。こんな時にもっと語彙力と経験、知識があればより詳細に説明できるのが、いかんせん自分には足りないものばかりであると思うが
「美味いものは美味い」
それでいいのではないか。下手に説明したところで「百聞は一見にしかず」。自分で経験をしてこそ本来の良さがわかるはずだ。という言い訳をしながら、付け合わせの野菜にフォークの矛先を向ける。ナスもカブもコーンも瑞々しく満足させてくれた。ハンバーグを頬張りながら、時たまジンジャースープ、ドリアも同時進行で味わっていく。
終盤に差し掛かりフォークで鉄板の上に残ったコーンを捕らえようと格闘していたが華麗にすり抜けていく。私は右手に持っていたナイフを使うことに決めた。牧羊犬のように逃げるコーンをナイフで追い詰めフォークの柵に捕らえ、口まで運び入れて私の食事は終わりを告げた。
「アイスクリームが食べたいな。」
私はパーカーに袖を通し鞄を肩に掛け店を後にする準備をしながら考えた。しつこい味ではなく油っこくもないが、濃い味が続いたためさっぱりさせたい。私は店員さんにお会計をお願いして代金を支払い背を向けた。先ほど入口だった出口を開け、お店から体を出しながら引き戸を閉めようと振り向いた瞬間、私の目に衝撃の真実が飛び込んできた。
”ソフトクリームあります”
「なん・・・だと・・・」
真実というものはいつも無情である。様々な感情が私の中を交錯する。なぜ入る時には気づかなかっただろう、今戻ってこれだけ注文するのはマヌケの極みである、お店は用意してくれていたのに申し訳ない。こうなったら食べたくなるのが私という人間である。自宅までの道にコンビニはいくつかある、そのどれかでアイスを買って帰ろうと心に決め、食事の真の終焉に向かい歩き出した。
私は帰り道の最初に目についたコンビニに何もない風な顔をして入店し、数歩でアイス売り場にたどり着いた。バニラ味のアイスに狙いを定めたが、ここでまた試練が待ちうけていた。
「抹茶もある」そうか、この世界ではその選択肢も用意されていたな。
私は永遠とも思える時間を使い熟考した。
「よし!抹茶にしよう!」と決断を下し、気づいたら手に持っていたハーゲンダッツのアップルパイ味と一緒にレジに提出し代金を支払った。
心残りなく帰宅できた私は袋から抹茶アイスを取り出し、パソコンを起動して、今日のことを書き始めた。書き進めて気づいた今後の改善点
「料理の写真を撮ろう」
昨夜のカレー、明日のパン
記念すべき1回目は、
木皿泉さんの「昨夜のカレー、明日のパン」です。
こちらの作品が出版されたのは2013年ということで
5年も前でいまさら感が否めませんが
やっぱりいいものはいいですね(´▽`)
7年前に若くして夫(一樹)を亡くしたテツコと今も一緒に暮らすギフ(義父)が
周りの人々と関わりながら、一樹の死を受け入れていく物語。
登場人物は個性的、でもどこにでもいるような親近感。
テツコは恋人を作りながらもまだ一樹の死を受け入れられないでいる。
それぞれ一樹の死によって様々な葛藤を抱えて生きている様子が
イキイキを描かれていように思います。
とても読みやすく、それでいて感動させられました(*´ω`)
あまり小説・本になじみがない人にも読みやすいと思います(`・ω・´)
この作品を完成させるまで9年かかったそうです。
時間をかければいいというわけではないと思いますが、
これはかけるべくして時間をかけた作品だと思いました。
今後もこんな感じ簡単に感想を述べていきたいです!
今日からスタート!
そんなわけで、初めまして「もきゅたん」です!
このブログは基本的に自分が読んだ本を紹介します!
特に新作とかは気にせず自分の思ったままを書きますので
「ここの文章がいい」「この表現がいい」とかはありません(`・ω・´)
あと、展覧会に行ったり、美味しいものを食べたら、それも紹介したいです(´▽`)
よろしくお願いします!